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週刊づらげるげ
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「こっ・・・ここは・・・んっ!?」 しばらく経ってから景元が意識が戻ると 手足に生じる違和感に戸惑いの声を上げた。 「ふふふっ・・・気分はいかがですの? 金さんっ」 少し皮肉まじりにJUNがそう囁くと 景元は激高して叫んだ。 「おのれっ!妖怪めっ!! さてはあのごろつき達と 共謀(グル)であったのであろう!! 早くこの縄をほどけっ!!」 「ふふふっ・・・こう見えても私 縄の縛り方には自信があるんですのよ〜」 JUNはその声を無視するように話を続けた。 「さて、金さん アナタ命が狙われているのはご存知ないかしら? そしてアナタは死んだことになっているのよね〜」 「この儂に向かっての不届き千万! 一生忘れたりはせぬわっ!!」 景元も怒りでJUNの話を聞いている素振りはない。 それを制するようにJUNは 「いい!? これから言うことは大事なことだから 真面目に聞いて欲しいのですわ! 未来にも影響のある大事なことですの・・・」 「未来!? そなた一体・・・!?」 状況が飲み込めず呆然とする景元。 「そっ アナタ命が狙われているのよ 運命とは違った意図で ・・・といっても難し過ぎますわね。 そ・れ・よ・り・も・・・」 JUNは今まで景元に感じていた違和感を思い返しながら こう続けた。 「本物の金さんはどうも私の思っている金さんと かなり違うようね・・・ 遊び人とは程遠い頭の固さだし 桜の刺青はしていないし・・・」 そう言って景元のはだけた上半身を見やる。 「たわけっ!! 遊び人とは何事ぞっ! それに刺青は罪人の施し! 一生の恥であるっ!!」 「あら〜そう言うと思って これから金さんは 三つの命令に従ってもらいますわ〜」 JUNはそう言うと不敵に笑った。 「まず一つ目ですが 桜吹雪の刺青を彫って頂きたいと思いまして・・・」 「そんな罪人の扱いなど決して・・・」 「そう仰ると思って こちらでご用意させて頂きましたわ〜」 景元が言い終わらないうちにJUNはそう言うと 手にはいつの間にか針と墨が握られていた。 「やっ・・・やめろーっ!!」 景元は激しく抵抗するが 縄はきつく食い込んで微動だにせず 景元の叫びが虚しく響き渡る。 「ふふふっ 殿方の苦痛に喜ぶ様はいつの時代も快感ですわ 刺青なんて彫るのは初めてですがうまくいくかしら?」 JUNの悪戯っぽく笑う瞳は死神そのものだった・・・。
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