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週刊づらげるげ
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(実際の金さんって こんなに堅物だったのかしら・・・?) 時代劇の演出とはいえ 実物とのあまりの性格の違いにJUNは狼狽した。 そしてもう一つの疑問が生じ JUNは景元に尋ねてみた。 「ところで何で奉行所のお偉いさんが こんな夜道を歩いているの? 何か重大な見回り?」 すると側近の一人が 「うむ 近いうちにこの江戸にはびこる盗賊団の 動きがあると知らされ こうやって夜な夜な見回りを・・・」 その話を聞いてJUNは悪い胸騒ぎを覚えた。 (まさかこの件が過去改変に関わるのかしら!? だとしたら金さんの命も・・・!?) 死すべき運命の者の魂は確実に刈り取るが その時に死すべき運命でない者の魂は決して刈らない。 全ては『予定調和』を重んじるJUNのポリシーでもあるが その理(ことわり)を打ち破ろうとしている存在が あるのも事実なのである。 かといってこれを彼に伝えたところで 信じてくれるとは到底思えない。 と、その時 橋の向こうから大勢のごろつきが大声で話しながら こちらに向かって歩いて来るのが見えた。 酒に酔っているのもそうだが 明らかに風情の悪い出で立ちだった。 「おいっ! 役人どもがこんな夜遅くに何を嗅ぎ回っているっ! すぐに立ち去れいっ!!」 彼らは酒に酔っているのか 大声で喚き散らしながら景元達に近寄った。 「あっ・・・こ奴ら!! 今しがた話した盗賊団の一味ですぞ・・・!」 景元の側近はJUNに向かって囁くと 景元も同調してこう言った。 「女子は危険であるが故 退っておりなされ ここは私達に任せられよ!」 「どこに女子がいるんじゃ! 戯言は奉行所に帰ってから言うんだなっ!」 ごろつきの一人がそう啖呵を切る。 それを聞いて初めて景元は周囲を見回すが JUNの姿は見えない。 そう・・・JUNは二人が気づく前に 不可視化の魔法で姿を隠し様子を窺っていた。 ごろつき達には妖気は感じられない。 人数的に不利とはいえ 理を捻じ曲げてまで景元が殺されることはないだろう。 それにJUNはある考えが浮かんでいたのであった。
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