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週刊づらげるげ
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「うん.こ!ちん.こ!まん.こー!!」 JUNは祈るようにそう叫ぶと 最大出力(マックスパワー)にした鎌を四方に振り回した。 鎌の先からは全てを切り裂く真空波 すなわち鎌鼬(カマイタチ)が 妖魔や周囲にいる全ての盗賊団を襲う。 そして例外なく全ての盗賊団は 体を真っ二つにされて命尽きていた。 (なっ・・・まさか・・・こんなことが・・・!! がはっ・・・!) 断末魔とともに 最後の力を振り絞って見回した妖魔の目には JUNに向かって土下座をする景元の姿が映った。 そう土下座・・・身を屈めたことで JUNの鎌鼬から逃れたのである。 「これにて一件落着・・・ではないですわね〜」 「何事かっ・・・!これはっ・・・!?」 外の騒がしい状況に再び様子を見に来た 邦忠と近江屋が目にしたのは 真っ二つにされた盗賊団の亡骸と そこに立ちはだかる景元の姿だった。 「邦忠! 近江屋! そなたらの悪事・・・ お天道様は見逃しても この桜吹雪、決して見逃すわけにはいくめぇ!!」 そう凄んで景元は 着物をはだけて上半身を露わにすると 鮮やかな桜吹雪の刺青を披露した。 「くっ・・・この小鼠がっ!」 邦忠は刀を抜いて斬りかかるも あっけなく峰打ちにして気絶させられる。 「ひっ・・・ひぃー!」 近江屋は逃げ出そうとしたところで 屋敷の外から騒ぎを聞きつけた同心達によって 捕らえられていた。 景元は同心達に見つからないように そっと姿を隠して久しぶりの我が家へと戻った。 景元が生きて戻ったニュースは江戸中を駆け巡った。 そして近江屋さらには前奉行の邦忠の企てた 一大事件は JUNが時代劇で観ていた通りの 見事な遠山裁きとなった。 「JUN殿、本当に世話になった! このご恩は一生・・・いや永久に忘れねぇ! そなたも達者で暮らせよっ」 「ふふふっ・・・ 江戸言葉がしっかり身に着いたようね それでこそ金さんですわ〜」 「へっ、てやんでぃ それよりもこの儂が金さんだということは 内緒にしといてくれよっ」 少し照れ臭そうにして景元はそう笑った。 『これにて一件落着!!』 景元とJUNの掛け声が奉行所のお白洲にこだました。
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