枠なし表示
~戻る
週刊づらげるげ
※ファイルUPは書込み後になります
PCからUPできるファイルは以下の通りです
画像:UP可
音声:不可
動画:不可
[
削除
]
この投稿には編集パスが設定されていないため、内容の編集は行えません
▼内容コピー用ボックス
JUNの悪い予感はすぐに現実のものとなった。 「旦那・・・ この屋敷の下には小さな鼠が潜んでおります ご注意遊ばれませ・・・」 不意に密会を遮るように入ってきたのは 盗賊団の首領であった。 正しくは首領の体を借りた妖魔・・・ と言った方が良さそうだ。 屋敷の下はくまなく暴かれ すぐに景元は二人の元へ連れ出された。 「お前が儂を嗅ぎ回っている鼠か・・・ 見たこともない奴だが 畏れ多くも無礼なことに相違ないのぅ・・・」 そう言って邦忠は目を細める。 「やいやい、おめぇの悪事は 儂ならずともお天道様にゃお見通しよっ!!」 「はっはっはっ!威勢のいい鼠じゃな! この状況も図りかねるとは 愚かなことこの上ないわっ! おいっ!鼠の処理は任せるっ!」 そう言うが早いか 邦忠は近江屋とともに奥の座敷へと姿を消した。 「はっ!!」 残った首領は 姿の見えないJUNに向かってニヤリと不敵に笑った。 それはJUNですらぞっとするような 妖魔の笑みであった。 首領の合図で 盗賊団は景元を取り囲んで刀を構えた。 盗賊団は妖魔の魔力に憑りつかれ 人の心を失っていた。 それにいくら景元が剣の達人であっても これほどの人数に取り囲まれたら 命の保証はないだろう。 すると首領はJUNにしか聴こえない声で こう切り出した。 「けっけっけっ!!死神の小娘よ! よくもまぁその鎌を横取りしたものだな? その代価(ツケ)は高くつくぞっ! まずはこの遠山の命からじゃっ!!」 「ふふふっ・・・この鎌は元々私の物よ そんな下らない理由で『過去改変』されるほど 金さんの命は安くはないですわ!」 同じく妖魔にしか聴こえない声で JUNはそう言ったものの この局面を打開する策に窮していた。 JUNの鎌を使って 最大出力(マックスパワー)を使えば 妖魔や盗賊団は粉砕することが可能だが 同時に景元も失うことになる。 かといって出力を抑えたら 妖魔や生き残った盗賊が景元を討つだろう。 「けっけっけっ!!喚け騒げ! 余に逆らうとこうなるのだっ!!」 妖魔は引き続きJUNにしか聴こえない声で 高らかにそう叫んだ。 (くっ・・・万事休すかっ・・・!? はっ・・・待てよっ・・・!!) 景元を見やりながら 何もできない自分に歯痒さを感じていたJUNだが ある考えが閃いて目を輝かせた。 と同時に手にしていた鎌に 最大出力(マックスパワー)を注ぎ込み 屋敷中に響き渡る声でこう叫んだ。
トHOME
<<重要なお知らせ>>
@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、
2024年5月末をもってサービスを終了
させていただきます。
詳しくは
■
@peps!サービス終了のお知らせ
■
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。
w
友達に教える
w
[ホムペ作成]
[新着記事]
[編集]
無料ホームページ作成
は@peps!
無料ホムペ素材
も超充実ァ