ブログにも書いたけど、最近PCサイトの方のメインのフォトドラマの方向性を少し変えた。結論から言うと、４コマで１ページにコメディタッチにまとめるのがしんどくなったのだ。ぶっちゃけフォトドラマでギャグネタばかり作るのもしんどかった。もともと僕の得意ジャンルじゃなかったからだ。下手の横好きというか、お笑いが好きでドリフターズをとてもリスペクトしている癖に僕自身にはお笑いのセンスがまったくないという悲しい現実である。よせばいいのにいつも何か面白いことを言おうと心持気持ちを大上段に待ち構えているのにいつもスベってしまう。愛こそスベって。まさにそんな感じ。いい加減現実に目を向けて自分に笑いのセンスがないのにそれを他のせいにしたりもした。うちにはSDが少ないからだとか，SDの服に金を掛けられないからとか。でもSDに金を掛けたら自分の服が買えなくなってしまう。ロリータは金がかかるのだ。でも，一生ロリータを続ける覚悟でいるのでこれ以上節約は無理だ。それでも友達や他サイト様の大所帯のSDを見て登場人物がもっと欲しいなと考える。それでも僕のサイトがサーバーにある限り僕は生きたストーリーを運ばなくてはならない。 新しいフォトドラマのクールがスタートして方向性を変えると決めた後でも釈然としない思いで写真を撮っていた。何か手がかりが欲しくて自分が今までに知っている返還前の香港映画を一通り見返してみた。なぜ返還前の香港映画に特化しているかというと、フォトドラマの世界観が返還前の香港に最も近いからであるが，何本かの映画を見てふと気になったものがある。王家衛の『恋する惑星』である。これは何度見ても楽しいし、興味深い映画だ。日本の観客はトニー・レオンとフェイ・ウォンのストーリーに目がいきがちだが、僕は前半の金城武のエピソードの方にこの映画のオリジナリティや監督の独創性を見たような気がする。ともあれ全編を通して登場人物は最小限に押さえ、ゆったりと時間を流している。そのことに気付いたから、僕もまた少ないSDでいいし，無理に１ページでストーリーをまとめようとせずにゆったりとしたものを作りたいと思うようになった。後は要所要所の写真をきっちり撮ればいいだろう。その方が以前よりも頻繁に更新が出来そうな気がする。 多分しばらくは『前の４コマ形式の方が良かったのに～』と思ってくれている人もいるだろうけれど、そのうち慣れてくれることを期待しよう。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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